ロゴ作成をするなら本を参考にしてみよう

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ロゴを作成する場合には、どのようなものが効果があるのか気になりつつもうまくイメージできずに困ることもあるのではないでしょうか。そういった場合に参考にしやすいものとして本が挙げられます。ロゴ作成を考える前に、本を参考にするとどの様な点にメリットがあるのか、参考にできる部分などについて見ていき、ロゴ作成に生かしてみましょう。

目を引くように作られている

本は販売されているときに興味を持ってもらえるように、装丁に工夫がされています。表紙や背表紙などに題名などが掲載されていますが、シンプルな文字ばかりではなく面白い形や色を使っているケースもあります。そういったものは人目を惹きやすく考えられて作られているものが多いのです。

その工夫を見ていくことができれば、ロゴを作るうえでの参考にしやすいでしょう。多くの本が並べておかれた中でどういったものが目立つか、どういったものに好感を持つのかなどについて意識を持ってみていくことで、参考にしやすくなります。

ざっと見て目を引くものを探しやすくなるため、目を引きたいロゴを作りたいときには特に役立つヒントを得やすくなっているのです。いろいろな文字の様子を比較しやすくなるので、ロゴを作った時にどうなるのかイメージしやすく、ロゴ作成に生かせるヒントが一気にたくさん得られます。

まずは、多くの本の表紙などをチェックして、気になるものの特徴を覚えておきましょう。様々な工夫があるものをざっと見渡せるのが手軽でよいところです。

文字だからこそ参考になる

ロゴを作るときには文字がベースとなることも多いのではないでしょうか。本は基本的に文字で題名などが書かれているので、その見た目がどうなのか、文字にした時にどういったものが映えるのかがわかりやすくなります。

見やすさ、読みやすさの点でどうなるのかをイメージしやすいのです。単なるインパクトだけではなく、伝えたいことがきちんと伝わるかどうかも見てみることができます。本にはそれぞれ内容がありますので、それに合っているか、想像させるものになっているかを見ていくと、ロゴを作るときにどういったものにするかを考えるヒントとなっていくでしょう。

うまく伝わりにくいと思ったところもみておくと、気を付けるべき点もわかりやすくなります。

限りがある中での工夫は共通

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本の装丁でアピールをするにしても、スペースに限りがありますので掲載できる情報量はそれほど多くありません。その中でどのようなものを選んで使ったのかが、同じように限られた中で表現をしていくロゴ作りに生かせるはずです。

たくさん盛り込もうとするとわかりにくく見にくくなってしまうこともあります。シンプルさが逆に目立つなど、思わぬ発見もあるかもしれません。特に小さな文庫本などはスペースが小さいですから、どのように魅力的に見せているのかをチェックする上で参考になる点も多くあります。

ぜひ限られた中での表現の面に着目してみましょう。どういったものを取り上げてどういったものを省いていくかを考えていくきっかけにしてみてください。

ロゴ作成の基本について知る

ロゴ作成の基本的な知識などについてまとめた本も多く出ています。まったくロゴ作成をしたことがない方、これまで考えてこなかった方などは、ぜひ一冊基本的な解説書を読んでみましょう。必要なポイントを意識しておくことで、何かを見た時に参考にしやすくなります。

一度基本知識を入れた後、もう一度本の表紙やロゴを見ていくと、どこに注目すべきだったのかがわかりやすくなります。そうすると、よりロゴ作成に生かしやすい情報を得ることができますし、必要なポイントもつかめてロゴ作成へ大きく踏み出すことができます。

できれば、基本知識なしで見た時の感想と、知識を得た後で見た時の感想を比べてみるとよいでしょう。一般の方に向けて発信することを考えると、最初の感想も重要になります。

一般的なロゴ作成方法に倣うだけではなく、最初のインパクトや感動を得た理由を考えてそれを取り入れていくことも、個性的なロゴ作成の助けとなります。あくまでも基本を学ぶ程度にとどめ、鵜呑みにするのではなく、参考にするように心がけましょう。

ロゴ見本をまとめてチェックして参考に

特に解説書ではなく、ロゴデザインを集めた見本帳のようなものもたくさん出ています。そういったものを見ていくと、どういったロゴを作るか具体的に考えやすくなります。しかし、初めからこうした見本帳からヒントを得て作っていこうとすると、もともとあるものの真似になってしまいがちです。

ぜひロゴデザインばかりを見るのではなく、ほかのものを見てそこから感じることも忘れないようにしましょう。ロゴ作成を始めるときには見本だけを見る前に、ほかの本や物などをいろいろ見ながらイメージを膨らませていきたいところです。

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フォントをチェックする

ロゴデザインで重要なポイントとして、文字ベースにする際にどのようなフォントを使うかが挙げられます。デザインを加えるにしても、ベースとなる文字の形は既存の物から選んでいくことも多いでしょう。そういったフォントをいろいろ見ていき、その効果を確認しておくことはロゴ作成の助けとなってくれます。

一般的な本をいろいろ見てみるのも参考になりますし、フォント集としてまとめられているものを見てみるのも効率的でよいでしょう。個性的なフォントはそれだけでポイントになることもあるので、フォント選びもしっかり行っていきたいものです。

幅広く参考に

ロゴ作成に関する本はたくさん販売されています。どうしても初めはそれに従って進めていきがちですし、その方が間違いなく進められる部分もありますが、個性的なものが出づらくなる恐れもあります。あくまで本の内容は参考にとどめておき、いろいろなものを見て効果的なものを探っていく意識を持ちましょう。

ロゴ作成の分野についての物ばかりではなく、いろいろな本を眺めてみること、写真集などを見てみることなどもロゴ作成のヒントを得やすくなります。ぜひ本格的なロゴ作成の前にいろいろなものに触れて感性を磨いていきましょう。

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視野と知識を広げるために本は使える

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世の中には様々な本が、何かを伝えるために作られています。その装丁や題字などに込められたものを見ていくことは、ロゴ作りで伝えたいことを考えるうえで重要なヒントとなっていくでしょう。そういったものを広く得たうえで、ロゴ作成の専門的な本を手に取ってみていくのがおすすめです。

視野と知識を両方から広げていくことで、より素敵なロゴ作成ができるでしょう。